2018

交流会(慰問行事) ~赤川小学校 合唱披露~

 10月17日、近隣小学校の1つである、赤川小学校の低学年児童の皆さんが、交流会で合唱を披露するために来設し、元気いっぱいの明るく可愛く、そしてとても上手な歌声を披露して下さいました。

 利用者の皆さんからも、児童達の頑張る姿を間近で見ることができる、大人気の行事となっており、今年もたくさんの笑顔や喜びの声が飛び交う素敵な交流会となりました。

 地域の学校とのふれあい行事はとても貴重な時間となっており、来年以降もより一層大切にしていきたいと職員一同感じております。

 最後に、ご協力くださいました、赤川小学校の校長先生はじめ、各教諭の皆さん、児童の皆さんへ、改めてお礼をいたします。

平成30年度 敬老会

9月19日、我々、高齢者介護に携わる者としては、最も大切な1日となる日・・・・それは、多年にわたり社会に尽くして頂いた利用者様を敬愛し、長寿を祝う祝日の「敬老会」です。

 従来まで、もも太郎では8月に「もも太郎 夏祭り」を開催しておりましたが、近年は高齢化などによるご利用者の身体的負担や食事制限など個々の状態が多様化していく中で、その対応に苦慮していることなどが課題として挙げられ、大変残念なことではありますが、去年に廃止して平成29年9月から「敬老会」を拡充し、個々の状態を考慮したプログラムを企画することとしていました。

 そのような経緯から利用者の皆さんに今まで以上に感謝し、楽しんで頂きたいと今年も職員一同で知恵を出し合い、素敵な敬老会を実施しましたのでその紹介をさせて頂きます。 

 まずは、今年の敬老の日に100歳を当施設で迎えられた方がおられ、函館市による百寿記念品の贈呈が会に先立ち行わせていただきました。 表彰された方は、皆さんの前で市の担当者より表彰を受けられ、「まだまだ元気に、これからも長生きします。」と笑顔でおっしゃっておりました。

 

 敬老の日に合わせた食事提供では、栗ご飯に天ぷらの盛り合わせ、すまし汁や茶碗蒸しといった普段よりも、豪勢で色彩豊かなお食事を用意しました。皆さん一様に、「きれいだねぇ~」「美味しいねぇ~」といった喜ばしい声が聞かれ、箸を進めていた姿が印象的でした。

 また、敬老の記念品贈呈では、利用者様に喜んで頂ける品、長くご活用して頂ける品を差し上げたいと色々考慮し、限られた予算内ではあるものの、今年も一生懸命品物を選びました。 敬老会の行事内では時間の都合上代表の方1名のみにしかお渡しすることが出来ませんでしたが、その後全員の方にお配りしたところ、利用者さん皆さんがとても喜んで下さったのが印象的です。「今年は何かしらぁ~?」と言いながらすぐに包装を開ける人、「職員の〇〇さんが、選んだなら間違いないでしょ!!!」と言って笑顔で太鼓判を押してくださる人、「娘に自慢してあげなくっちゃ!!!」と言って抱きしめて下さる人、「あらぁ~、良いんでないの!!! 素敵ねぇ~!!!」と拍手して下さる方・・・・皆さんが笑みを浮かべて嬉しそうにしていた姿に今年も大成功だったようです。

 お昼時には、余興として二人羽織が行われました。今回使われたのはナポリタン!! たくさん汚れるというお約束も忘れずに、職員、利用者さんの皆さんを積極的に笑わせに行く姿は、まるで本物のお笑い芸人の様でした。

 そして、今年の敬老会目玉の催しは、「紅白歌合戦」です!!!

企画が発表になった段階より参加される各部の面々は、自宅へ帰ってからこっそりと衣装を自作したり、業務終了後に盛り上げるパフォーマンスの練習に明け暮れて本番に備えておりました。 

 そんな出演者の表情からは、参加することを楽しみにしていて意気揚揚とされている方、普段あまりそういった場面には出られないことから少し緊張している方、本番では何かしでかしてやろうとサプライズを狙っている方、自信たっぷりな方・・・・様々でした。

 

 不安の中で始まった歌合戦ですが、いざ始まってみると、出演者の歌唱力に多くの歓声が飛び交っていて、とても楽しい雰囲気に変わって行きました。

 

 各々で考えた変装のパフォーマンスも相まって、クオリティの高い歌合戦が繰り広げられていました。

 

 

 皆さん、とても素晴らしい変装と歌でした。

 こうして普段から知っている職員が余興を披露する姿を見て、「とても楽しかった」と述べられる声が多く聞かれ、とても嬉しかったと感じております。

 今年も大きな盛り上がりを見せ、職員と利用者さんがまた一段と楽しい時間を共有することができた敬老会でしたが、振り返ってみると準備や予算面で苦慮する事も多くはありましたが、入所者様の喜ばしい姿を垣間見ることができ、安堵するとともに、来年も精一杯楽しめるような敬老会を継続していきたいと肝に銘じ、今後も気を引き締めた日常での生活援助支援及び企画立案を当施設では実施していきたいと考えております。

 末筆ながら、ご協力して下さった皆様に対し、素晴らしい時間を提供頂けたことをこの場で改めて感謝御礼いたします。

6/17 北海道東照宮 子供神輿様のご訪問

6月17日の父の日に、毎年例大祭に合わせてご訪問して下さいます北海道東照宮様の子供神輿の皆さんがボランティアで来訪下さり、もも太郎施設内は盛大に盛り上がりました。

  東照宮子供神輿様の、子供達の可愛らしさと「ワッショイ!ワッショイ!」と元気で威勢良く神輿を担ぐ姿や祭囃子、獅子舞や天狗といった参加者の姿にご利用者の皆さんもニッコリと微笑み、終始楽しんでいる姿が見受けられました。

                

 この日のために、太鼓や笛の演奏を一生懸命練習してきて下さった子供さんが、各階ホールで祭囃子を披露していただくと、手拍子したり掛け声を出したりと、利用者様が喜んで下さっている姿はとても嬉しくなります。

 

 ホール内はおおいに賑わいを見せ、皆さんとても大喜びでした。 一方、ホールに出られずに居室に居られる方も、お部屋から顔を覗かせたり手を振るなど、積極的な姿も印象的でした。

 

 さらに、神輿だけでなく獅子舞や天狗も人気で利用者様の頭をひと噛みしたり、握手しながら練り歩いていると、「私も!!」、「こっちもお願い~」という元気な声がたくさん挙がり、獅子舞や天狗役の方がクタクタになるほど、引っ張りだことなっておりました。

 

 そうして、微笑ましい光景を眺めていたところ、職員にも神輿担ぎのお誘いが!!急きょのメンバーで「ワッショイ!!!ワッショイ!!!」とする事になり、またまたどっと笑いが起こっておりました。 いざ担ぐと、幼少時代を思い出したりと、私も童心に少しだけもどった感じがして、なんだか嬉しかったです(笑)

 

 訪問の終わり際には、参加した子供達から挨拶や握手があり、満面の笑顔で「ありがとうね!!」や「君、かわいいね~」と声をかけたり、「孫が頑張ってるみたいで、もう・・・」とあまりの嬉しさに泣いてしまう利用者様もいるなど、皆さん一様にとても有意義な時間を過ごされたようです。

 

 末筆になりますが、重量もあり貴重な神輿や太鼓をはじめとした楽器類など、狭いエレベーターや階段で運び、わざわざ2階と3階でご披露頂いた、北海道東照宮ご関係者様と子供神輿の皆さんに改めて感謝いたします。

 

 また、神輿を担ぐには決して広いとは言えない廊下やホールではありますが、利用者を喜ばせて頂くのに力強く練り歩いて頂いた配慮にも感謝申し上げます。

 毎年お越し頂いております子供神輿様ですが、今では利用者様がとても楽しみにしている事もあり、この訪問を来年以降も大切に、そして楽しみにしていきたいと職員一同、訪問を終えて感じているところです。

 

 また、来年皆様と素敵な交流が出来ることを心待ちにしております。